出張で海外に行くときには空港で入国審査を受ける必要があります。
入国審査では書類に記入して提示しなければならないこともありますが、中国は出国する時にも書類に記入しなければならないため、少し注意が必要です。
ここでは中国の入国カードと出国カードについて紹介します。
中国に行くなら、入国カードと出国カードを忘れちゃダメよ。
出国カード?出国する時にも何か書くんですか?
中国の入国カードと出国カード
中国に入国する時が出国するときは、あるカードに氏名やパスポート番号、ビザは持っているのか、どこに滞在するのか、などという情報を書かなければいけません。
日本人は2週間以内であれば中国にビザなしで滞在できますので、2週間以内の出張ならばビザのところは記入しなくても構いません。
2週間以上の出張でビザがあるならば、そのビザの情報を記入します。
また、どの飛行機で来たのか記入する欄もありますので、飛行機の情報も忘れないようにしましょう。
出国カードは入国カードほどの情報を記入する必要はありませんが、名前やパスポート番号、飛行機の情報を求められます。
出国審査を受けるときにこのカードとパスポートを合わせて出さなければいけません。
飛行機の中で配られることが多い
それならば、この入国カードや出国カードはどこで手に入るのでしょうか。
一般的には中国に飛行機が着陸する前、客室乗務員が外国人に対してこのカードを配布することが多いです。
入国カードと出国カードは黄色いカードになっていますので、もしも客室乗務員が黄色いカードを持って歩き始めたらそれは何なのか、自分には必要なのかどうか、確認してみましょう。
この入国カードや出国カードはあくまでも外国人が中国に入国するときに必要なものです。
そのため、明らかに中国人にではない西洋人などには客室乗務員が自然にこのカードを配ってくれますが中国人とよく似ている日本人は見落とされることもありますので自分から積極的に聞いてみることが大切です。
そして、出国カードは入国カードにくっついており、点線で切り話せるようになっていますので、出国カードを切り離したらなくさないように持っておきましょう。
カードは空港でも手に入る
このカードは空港でも手に入ります。
入国審査や出国審査で並ぶ箇所の手前にこのカードが大量に置かれていますので、もしも飛行機で手に入らなかったという場合はここのカードを使って必要事項を記入しましょう。
ペン等は置いていない可能性もありますので、手荷物に筆記用具を入れておくと安心です。
いざとなったら空港で書けば大丈夫なんですね。
そうね。ペンは忘れないで。
まとめ
中国では、出国する時にもカードが必要であるということを覚えておきましょう。
この黄色いカードがなければ審査を通してもらえませんので、もしも手元にないというときには少し辺りを見まわし、カードがどこに置かれているのかチェックすることが大切です。