【中国出張】就労ビザを取得する際に気を付けなければならないポイントとは?

海外出張

日本人は、2週間以内であれば中国にビザなしで入れますが、それ以上滞在する場合は就労ビザを取得しなければいけません。
ここでは、就労ビザを取得するときに求められる身体検査について詳しく紹介していきます。

 

ひろし
ひろし

この身体検査って、国立病院に行けばいいんですよね?

はるか
はるか

あ、でも追加項目があるから気を付けて!

 

中国から求められる身体検査について

中国でビザを取得する場合、中国政府が認めている健康診断でやる「外国人体格検査」という物を受けなければいけません。
基本的にこれは国立病院でしか受けられず、受けられる場所がかなり限られますので、事前にどこで受けるかチェックしておいた方が良いでしょう。
国立病院ならばこの身体検査を実施した経験がある可能性が極めて高いですので、「中国に行くために外国人体格検査を受ける」と言えばそれだけで通じます。

どの項目をチェックすれば良いのか

外国人体格検査と言われても、何を調べるのかわからないという人もいるでしょう。
大使館のホームページで診断書がダウンロードできますので、この診断書をダウンロードして病院に行きます。
しかし、実はこの外国人体格検査の診断書に書かれた項目をチェックしただけでは足りません。
というのは、中国はそれぞれの地域で外国人体格検査に書かれている項目以外にチェックしている項目があるため、診断書に書かれた項目だけをチェックして現地に行ってもそれだけで十分では無いのです。

日中友好病院に電話しよう

そうは言っても、どこの地域がどの項目を必要としているかなどという事は一般人にはわかりません。
大使館に電話をして聞いても、「現地で聞いてください」と言われるばかりで話になりません。
そのような場合、日中友好病院に電話しましょう。東京にある日中友好病院は、中国に行くための外国人体格検査も積極的に実施しており、どこの地域がどの追加項目を必要としているのか全て把握しています。
そのため、この病院に問い合わせればどの追加項目が必要なのか教えてくれます。
教えてもらった追加項目を国立病院に伝え、合わせて検査してもらえるようにお願いしておきましょう。

外国人体格検査は現地で必要になる

よく、この外国人体格検査は中国に行くためのビザを取得するのに必要だという人がいますが、この外国人体格検査はビザの取得には必要ありません。
中国のビザを取得した後は現地で必要書類を整え、警察署で居留許可証を手に入れる必要があり、その居留許可証を手に入れるためにこの外国人体格検査が必要です。
そのため、日本でビザを取得するときに外国人体格検査の記録などを持参する必要はありません。
ただし、現地で必要になりますので中国に忘れないように持参しましょう。

 

ひろし
ひろし

北京は腹部超音波が必要らしいです!

はるか
はるか

それで問題なく書類が提出できるわね!

 

 

まとめ

中国の就労ビザを取得するためには、この外国人体格検査が必要です。
必要な項目が全てチェックされていない場合、現地で再び外国人体格検査を受け直さなければならなくなることもありますし、追加項目だけ受けるように言われることもあります。
いずれにせよ、余計な時間がかかってしまいますので全て準備できているに越したことはありません。
事前に自分がどこに行くのか、どの追加項目が必要なのかということを調べ、見落としがないようにチェックしてもらいましょう。

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