職場の会議などで「コンセンサス」と言われ、意味がわからなかったという経験を持つ人はいませんか?
ここでは、コンセンサスというビジネス用語について紹介していきます。
ひろし:会議で「コンセンサスを得ておくように」と言われたんだけれど、どうしたらいいんだろう?
タロ:そんなことも知らないのか?仕方ない、優秀な俺様が教えてやろう!
コンセンサスの意味
コンセンサスというのは「複数の人による合意」という意味です。
複数の人、一般的には大多数の人が合意をしているというポイントが特徴です。
似たような表現にアグリーメントというものがありますが、これはただ単に「同意」という意味であり、「多くの人」という意味合いは含みません。
ビジネスや政治でよく使われる表現
コンセンサスという言葉はビジネスや政治で多く使われます。
国民の合意、という意味で「ナショナルコンセンサス」という言葉が使われることもあります。
また、合意に基づいた政治という意味で「コンセンサスポリティックス」と言われることもあります。
国連で採用されている「コンセンサス方式」
国際連合では「コンセンサス方式」という決議方法が導入されており、これは、明確な反対意見が出なかったという意味です。
ただし、これは国際連合の「コンセンサス方式」であり、一般的には「全会一致」や「大多数一致」という意味になります。
国際連合による「コンセンサス方式」とは意味が異なりますので気をつけましょう。
ふくめん社長:国立国語研究所によると、国民の25%しかこの言葉の意味を知らないらしいぞ!
タロ:やっぱり、俺は優秀っすね!
まとめ
コンセンサスという言葉はビジネスでよく使われますので、ぜひ覚えておきましょう。
文脈に応じて完全一致の合意なのか、大多数による合意なのか、判断する必要があります。